仕事探しで大切なこと、

 

面接での受け答えのポイントの対策

面接でよくある失敗例のページで面接の失敗と人事担当者の見ているポイント等を取り上げましたが、面接対策で必要なことはその失敗をしないための準備です。面接でのポイント・注意事項のページで取り上げた企業の中途採用担当者が多くする質問を具体例に考えていきましょう。

面接でよくされる質問

・自己紹介をしてください。
・転職理由は何ですか。
・(弊社への)応募理由を教えてください。
・成功経験を教えてください。
・あなたの今後のキャリアプランは。
・あなたの短所は何ですか。
・あなたの長所は何ですか。
・あなたの苦手なタイプを教えてください。
・これまでで最も大変だった経験について話してください。

具体的に質問のポイントと回答すべき内容

自己紹介をしてください

就職後の経歴を中心に話しましょう、経歴の中で実績・成功経験を簡単に話しましょう。(話の流れの中で自分の性格に関して加えてもOKです。)

自己紹介は質問のきっかけを作る時間です。詳しく説明する必要はありません。自己紹介の中で興味を持ったポイントであれば面接官が突っ込んで質問してきます。自己紹介の時間を指定されなかった場合もあまり話が長くならないよう3分〜4分程度にまとめましょう。

転職理由は何ですか?

転職理由で気をつけるべき点は何事もポジティブに答えること、キャリアアップにつなげることが大切です。表現の仕方に注意しましょう!

例)給与

×「給与に不満がある」⇒○「頑張ったらそれが正当に評価される環境に行きたい」

例)人間関係

×「上司とうまくいかない、上司が部下の気持ちをわかってくれない」⇒○「より高いスキルやレベルで仕事をしている人の元で働きたい、そうすることで自身も今以上に成長したい。」

×「同僚のがむかつく、レベルが低い」⇒○「より優秀な同僚のもとせ切磋琢磨し今以上に自身を磨きたい」

労働環境

×「女性が働きにくい」⇒○「女性が自身の能力を発揮できる平等な環境が整っている」

※○ポジティブ ×ネガティブ
※さらにさりげなく自身は前職で最大限に頑張った、だが今以上にスキルを上げるには環境を変える必要があるといったように前職での努力を説明し、それ以上のものを求めると現職では厳しいといった話し方をしましょう。

その他、会社の環境変化など状況による問題は正直に話しても問題ありません。

・業績悪化により責任範囲が小さくなる⇒のびのび働けない⇒のびのび働ける環境へいきたい

・会社が買収されて、子会社化、活動範囲が狭くなる⇒思う存分力を発揮できない⇒裁量権の強い会社で頑張りたい。

・会社が不正会計をしている、法務的が適当、違反をしている⇒法令遵守のしっかりした会社にいきたい。

(弊社への)応募理由を教えてください

応募理由は転職理由と論理的に繋がるように答えましょう。
前職「給与に不満がある」⇒「頑張ったらそれが正当に評価される環境に行きたい」⇒応募企業「給与体系がしっかりしている」

転職理由をしっかり整理すれば面接用の応募理由をそれほど考えなくてもいいです。寧ろ応募している企業が自身のニーズを本当に満たしてくれる環境があるかをしっかりと考えましょう。

※ちなみに転職理由をほとんど聞かない会社もあります。個人的な意見ですが、このような会社は優良企業あるいは面接がうまい会社が多かったです。

何故志望動機を聞かないか?それは特定の企業でなければならない応募理由をもっている人なんてほとんどいないからです。転職理由と本人の望むものが分かれば、そのニーズにこたえられるかどうかは分かります。

「何でうちのがいいの?」なんて未だに質問する会社は時代遅れか、自惚れの強い会社です。

成功経験を教えてください。

具体的に話せるよう準備しましょう。その成功経験を話す際に「結果を出す上でオリジナルの工夫があるか」が重要です。例えば実績を出す上で、上司からいい担当先を引き継いでもらい売上が出てしまったというような、ただ実績が出たというものではダメなのです。

大切なのは「成功するまでのプロセスを説得力持って話せるか」です。実績の大小よりもプロセスが大切です。

例)営業職

営業でよくあるのが、「お客様のところに熱心に足を運んで良い関係を築いた」これは営業をする上で大切なことですが、ダメな例です。それは工夫がなくオリジナリティがないからです。この話だと面接官が「おっ」と思いません。

もし「お客様のところに熱心に通った」という話をするのなら、どのように足を運んだのか、例えば自分なりに顧客分析をした上でAというタイプのお客様にはBのアプローチの仕方、Cのタイプのお客様にはDのアプローチといったように自身が編み出した効率的にお客様のところを回る手法など、内容を掘り下げて話せるように準備してください。

何故プロセスが大切が?それはプロセスをしかり考えられる人は業界や会社など環境が変わっても自身の工夫で適応できると考えるからです。会社に入社後のあなたが成功しているところがイメージしやすいのです。

ここでは成功する上で自分なりの哲学を話すのもありです。

例)営業で心がけていたこと

顧客と良いリレーションを築く方法

大切なのはスピード・ニーズに対してすばやく対応することだと考えている(クイックレスポンス)
⇒顧客からの問い合わせには最も遅くても12時間以内に答えるよう自分の中で義務づけた。

すばやく対応できる工夫。
1.アウトルックのメールフォルダの仕分けを顧客企業や担当者ごとに分類し、現状を瞬時でわかる状態にしておいた。⇒顧客ごとの状況が整理でき、状況判断のスピードが上がった。
2.過去のやり取りや顧客別の質問を確認したところ、やり取りで多くの顧客で共通している部分があったためその部分のテンプレートを作成、マニュアル化して、瞬時にメールの返信ができる状態にしておいた。(結果:質問に対してすぐに答えが出せる、メールの作成時間の短縮につながり業務が効率的になった。仕事の進むスピードが速くなった。)後に同様の手法でほとんどの作業をマニュアル化し、クリエイティブな作業に時間を多く割けるようになった。

「できる社員」の面接の話の特徴・成功経験の話し方
できる社員、正確には面接受けの良い方の面接の特徴で、「今働いている会社の状況をよく理解している、分析できている」ということが上げられます。それができると必然的に具体的な戦略も立てやすくなります。簡単にまとめると下記のような感じです。

@現職の企業の業界の特徴を理解している。
  ※マーケットの特徴、今市場が伸びているかどうか。

A競合他社との位置関係を理解している。自社の製品の優劣と競合の会社の優劣を理解している。

B他社の製品との比較をした上で、どのようなタイプの顧客のに注力して営業をかけると成功しやすいか理解している。

あなたの今後のキャリアプランは?

「5年後、10年後のキャリアプランはなんですか?どんな人間になっていたいですか?」と質問されることがあります。

キャリアプランが明確に定まっていて、それが応募ポジションの内容と合致している人は多少困難なことがあってもモチベーション高く仕事をすると判断されます。仕事が応募企業に入社すると自分のキャリアにとってどのようにプラスとなっているかを具体的に把握しているからです。

逆にキャリアプランが明確でない方は、困難な壁にぶち当たった時にすぐにあきらめてしまわないか、働いてみて仕事が合わないと辞めてしまうのではないかと懸念されてしまいます。

これは転職活動においては企業に応募する前に考えることなので、応募前にしっかりと考え、面接前には話せるように準備するくらいの状態にしておきましょう。

あなたの短所は何ですか。

自身の弱みを把握しているか?それに対して自分なりにどう向き合っているかが大切です。短所は誰にでもあります。短所を理解し、それをどうリカバリーするかを考え、実行できている人は仕事上の困難に対しても同様に向き合える人であると考えられます。

あなたの長所は何ですか

簡単に3つほど用意しましょう。長所を上げることよりも長所だという説得力を持たせることが必要です。

長所を表現している具体的なエピソードやこんなケースではこういう行動とるなど具体的なエピソードも用意しましょう。また友人や同僚・先輩等から「こういう風に言われている」と客観的な視点を述べるのも説得力があります。

例)「体力がある」⇒エピソード:1日18時間働ける数少ない社員の一人です。丈夫な体を持ってます。

あなたの苦手なタイプの人を教えてください。

これは短所の時の受け答えに近いです。面接官は最終的には苦手なタイプの人とどう向き合っているかを聞きたいのです。社内でウマが合わない人は必ずいるものです。そのようなケースでどのように対応してくれるのか知りたいのです。

もし、ケンカになったりうまくやっていけないと関係ない他の社員までその悪い雰囲気に巻き込んでしまいます。

苦手なタイプがなければないで問題ないです。その際は「私は〜のような性格で、普段も〜と心がけているのであまり合わない人はいないんです」と言いましょう。

これまでで最も大変だった経験について話してください。
仕事で失敗をしてしまうこと、困難な状況に至ることは避けて通れないといってもいいでしょう。しかしそのようなケースに至った場合にどのように状況分析をして、どのように対処(リカバリー)したかが問題です。そしてその後、同じことが起きないようにどのように対処をしたか。

ここまで話すことができれば完璧です。

この質問もこれまでのネガティブな質問(短所や苦手なタイプの人)と同じです。結局はネガティブな状況時にこの人はどう対処してくれるのかな?と聞きたいのです。