仕事探しで大切なこと、

 

最近の採用動向

いい採用をするには転職マーケットの動向を把握する必要があります。それは職種によって様々な動きがありますが、大枠を把握しておかないと、どのような応募条件で募集をかけていいのか等が決まりません。

ここから採用動向のお手伝いになるような事例を挙げていきます!

経験者の採用ができない時代へ、ポテンシャル重視の採用へ

中途採用の動向も徐々に変化が見られます。具体的にはスキル重視の採用から、人物重視の採用への移り変わりです。

求めるポジションにおける経験者の採用が難しくなっているため、企業も徐々にスペック(採用する条件・経験の特性)を落としはじめています。(若手・ポテンシャル重視のポジションに限ってのことですが)

■好景気が転職希望者に及ぼす影響と企業の採用ニーズ
採用難と言われる背景としては、

@ 好景気でどの企業も売上・利益共に増加する傾向で、投資余裕ができ、それに伴い採用する余裕ができた。 その企業も製品開発投資・営業活動に対する投資を始めている。
※逆に不景気の時はコスト削減から採用の余裕がなかったのです。。

A 好景気で人員拡大⇒さらなる売上増を狙う企業が増えた。

B 上記環境下で終身雇用を取っていた各大手企業が中途採用を取り入れ始め、 日本全体としての中途採用の採用枠が増えた。

C 労働者の給与が増えた点
※ 企業の業績が上がるにつれ、ボーナス等給与の支給額が増える傾向にあり、 給与面での労働者の不満が減ったことで転職を希望する優秀な方の数が減っているのです。

つまり相対的に企業が採用を増やし、優秀な労働者が転職を望まなくなったのです。

転職理由の多くは給与アップを占めます。また業績不振でコスト削減等の問題から満足な営業活動ができない、満足な研究ができない等が本音の転職理由であり、そのような転職を促す要因が好景気でなくなっています。

不景気のときは、「頑張って成績を上げても給与に反映されない。」等の理由で優秀な人材が転職を求めて外資系、ベンチャー系企業等、より業績が給与に反映される企業に流れていきました。が、近年は日系企業でも比較的満足いく年収が得られ、安定した企業に残っていたほうがいいと言った判断をする人が多いようです。

採用例

例)営業職の採用 :営業職に就くのに営業経験の必要ない時代へ!
採用の変化・・・

@ 初期:スキル・経験重視。 同業界・営業経験が欲しい!

転職して別の企業の営業職に就くには営業の「経験」が必要でした。 はじめは「同業界の営業経験が欲しい!」

なんて企業の人事担当者は言って同業買いから採用していました。

当然ですよね、同業界であれば、その業界の特徴・営業スタイル等心得ているので、教育あまりの必要はありません。必要なことといえば、企業独自の製品知識等で、ライバル企業出身であればそれさえ知っていると思いますので、完全に即戦力になります。

A 数年前:スキル重視  営業経験さえあれば業界経験はなくてもいいよ!

徐々に景気が良くなり、採用ニーズ(採用したい人数)も高まり、同業の経験者だけの採用では採用が埋まらないようになってきました。それにより企業は同業界の経験はなくても、営業活動の経験があり、顧客との関係構築のノウハウがあれば、その人に業界の知識を教えて営業するといった流れになってきました。職種さえ同じであれば出身業界は問わない傾向になりました。

B ここ最近:人物重視 営業経験なくても営業の素養(ポテンシャル)があったらいいよ!

景気がさらに良くなり企業は、人員拡大に向けて大規模な中途採用をはじめました。
しかし企業の求める優秀な人材には限りがあります。経験者だけではそれが補い切れなくなりました。

そこで…ポテンシャル(地頭の良さ、学歴、コミュニケーション能力)さえあれば経験・業界は不問と言った採用を取り入れる企業が出てきました。

まだ 完全に浸透しているわけではないですが、採用人数とその転職マーケットにどのくらい人材がいるかにより採用の募集条件を絞る傾向にあります。

特に最近ですと大手企業も人物重視採用を始めています。
・住友信託銀行
・AIU
・オリックス
・三井住友銀行
・ジョンソン・エンド・ジョンソン
・野村不動産
・野村証券

上記以外の大手企業も業界・営業経験未経験採用を始めています。
今後の採用のキーになる部分は、企業に合ったポテンシャルのある人材を採用する見る目があるか、 社内でより充実した教育制度を作ることができるかに懸かっています。