内定で提示される年収(オファー年収)
内定したときに提示(オファー)される年収は業界、職種、職位、会社の基準(会社の制度)、経験、年齢などの複数の要素により変わってきます。
入社数年はそれほど年収が高くないものの、数年後に一気に年収が上がるケースも中にはあります。年功序列をベースに給与体系が組まれている会社はまだたくさんあります。
逆に初年度の金額は高く提示されるものの入社後の年収の上がり幅が低い企業も中にはあります。
実力主義の会社では年齢にかかわりなく、過去の経験やスキルを基準として、入社後にもらうポジションを考慮して、ふさわしい職務給・職能給などを算出する会社もあります。年収の昇給率も入社後の実績に応じて支払われます。
提示年収(オファー年収)の見方
オファー年収はさまざまな視点で見ましょう。
・残業代は支払われるか。(月の平均残業時間はどのくらいか?)
・手当(住宅手当、営業手当)はどうか。
・退職金があるか。
・賞与(ボーナス)は年の平均で何ヶ月分でるか。入社後の年昇給率はどのくらいか?
残業代(超過勤務手当)に関して…
「残業代」の支給の有無は年収を考える上で非常に大きな問題です。
昨今実力主義をうたう会社がたくさん出てきており、残業代を支払われない企業もたくさんあります。労働基準法に違反している会社が多いのが実情です。(厚生働省に摘発されたら一発でアウトなんて会社たくさんあります。。)悲しいかなそれが現実。
制度としては残業代を支払うことになってきても制度が機能していない会社もあります。表向きとしては残業代を支払う制度のですが、「実際上司の許可が下りず残業申請が降りない」、「暗黙の了解で残業申請自体ができない雰囲気」といった会社もあります。(ちなみに前職私の会社は制度的には残業代支給がありましたが、申請するなと言われていました。。)
残業代が支払われなくてももともとの年俸が高く設定されていたり、昇給率が高かったり残業代が支払われても年俸が低く設定されているケースもあります。
・人材紹介会社などをうまく利用し、平均残業時間などを確認する。
・企業が社員に対してどう考えているか。
※面接時に質問しましょう。実情を見抜けるかはあなたの「目」にかかっています。
・離職率はどのくらいか。その根拠。
※離職率が高いケースは離職率の高い会社でも理由次第ではあなたにふさわしい会社である可能性もあります。キャリアアップがしやすく「卒業して行くものが多い」会社かもしれません。
・ネットの掲示板などで情報収集
※ただし、ネットの掲示板はすべてが正しい情報とは限りません。5割くらいの見積もりで考えましょう。(経験上あまりに叩かれている会社は内容が当たっていたりします…。)
ホワイトカラーエグゼンプションという制度が現在注目を集めていますね。これはいわゆるホワイトカラー労働者に対する労働時間規制を適用免除することを可能にする制度ですが、早ければ2008年から立法し施行される可能性があります。「残業代ゼロ法案」などとも言われていますが、これが施行されると残業代が支払われなくなる可能性が高くなります。
不当に働かせるような「社員に優しくない」会社にいることは損です。そのような会社は必ずうまくはいきません。やがて優秀な社員が離れていきますし、離職率が高ければ経験ある社員が定着せずに会社としてのナレッジは溜まりません。このようなケースは顧客満足度を低下させたり、研究開発の低下に結びつきます。ゆくゆくは会社としての経営が傾くのがオチです。
頑張って優良な「社員を大切にする」会社に転職しましょう!
